社員インタビューEmployee interview

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外食業界から“食べる楽しみ”に寄り添うサポートの道へ

福祉施設勤務  調理師
2010年入社

PROFILE

日本料理店(懐石料理)やイタリアンで勤務後、創作料理の飲食店で料理長として店舗運営を経験。その後、日本ゼネラルフードに調理師として入社し、現在は福祉施設の店長として事業所の運営に従事しています。普段は子煩悩でアウトドア派な優しいお父さん。

入社した理由は何ですか?

正直に言いますと元々は委託給食業界に全く興味はありませんでした。東京の飲食店で働いている時に10代のころからお世話になっていた先輩が、大病を患い入院生活となることがあり、お見舞いに行くたびに「ご飯が美味しくないんだよね」と言っていました。

その時はあまり気にもとめていなかったのですが、その知人が亡くなった時にふと、「健康な人は自分の好きな時に好きなお店に行って、好きな物を食べることができているよな」と思い、またその事を当たり前なこととして自分も生活していました。

しかし、病院に入院されている患者さんや介護施設に入居されている方達は、それが当たり前にできていないんだと気づいた時、そういった方達にもおいしい食事を楽しんでもらいたいと思ったことから入社を決めました。
病院や福祉のメディカル事業にも強い当社を選択したのも自然な流れでしたね。

現在の仕事内容は?

現在は福祉施設で調理を担当しています。当事業所は真空調理や嚥下機能が低下した方でもおいしく食べられるよう、工夫を凝らした食事を提供しています。
嚥下機能が低下した方向けの食事は、食材をミキサーでペースト状にしてから元の食材の形に近い状態に成形して提供、見た目も楽しめるよう工夫しています。

調理師として以外にも、店長として事業所運営をしていく上での食材費管理、衛生管理はもちろん、人材育成にも力を入れています。

調理の際には「食べるのは一人」ということを強く意識しています。200食作ろうが食べるのは一人ひとりの喫食者です。例えば、料理に見た目が良くない部分があったとすると食べるのが嫌になると思います。「自分だったらどう思うか?自分の大切な人だったらどう思うか?」など、常に考えながら、細かな工夫や見た目にもこだわり、愛情を持って調理に励んでいます。

入社してみてギャップを感じたところはありましたか?

入社前は給食業界のイメージが全くついていなかったので、ギャップを感じることはほとんどありませんでしたが、前職の外食と大きく違うところがあり、苦労することもありました。

例えば、大量調理による味付けのバランスがとりにくい点や、食材の大きさ、かたさ、食材費がシビアなところは特に大変です。

逆に外食と比べてやりやすさを感じたのは、メディカル事業所では食数の予測がある程度できているので仕事の流れや発注の管理はしやすいと感じました。

共通点は、調理においてはどちらも愛情がベースにあることで、味はさることながら細やかな工夫や配慮が生まれ、喫食者の笑顔につながっていることだと思います。

入社して今までで一番嬉しかったことはなんですか?

一番嬉しかったことは、配膳で利用者さんのところへ行ったときに「美味しかったよ」「いつもありがとう」と言ってもらえたことです。料理を作っている人間からしたら一番嬉しい事です。

自分の場合、夜に布団に入った時に一日を振り返るんですが、その時においしいごはんを食べていると思い出すんです。福祉施設に入所されている方にも「今日のご飯は美味しかったな」と自分の食事を思い出してもらえるように、一食一食に気持ちを込めて作っています。

休みの日、仕事が終わった後はどんな風に過ごしていますか?

自分のモットーは「人生一回でも多く笑った者の勝ち」。だから仕事もプライベートも全力で楽しみます。

休日や仕事後でも時間が作れたときは、よく釣りに行きます。釣りに行かない日でも釣り道具を触っていることが多いですね。それ以外にも家族と過ごす時間が生きがいです。成長する子供と過ごせる時間はあっと言う間に過ぎてしまうので、釣りやキャンプなど、アウトドアを楽しむときは子供達と一緒にやるようにしています。

日課としては愛犬と戯れること。こうして考えてみると、ゆっくり休んでることはほとんど無いかもしれません。

一緒に働く人にも、メリハリをつけてしっかり働いて、しっかり遊んで欲しいので、先輩として率先しているつもりです。
ちなみに今の事業所だと仕事を終えて家に着くのが14時過ぎですので小学生の子供2人との時間や夕ご飯の時間も毎日しっかりとれるのは、良い点ですね!

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