「お大事にね、お互いさまだからね」と支え合える仲間がいる安心感
社員食堂勤務 栄養士
2014年入社
PROFILE
新卒で日本ゼネラルフードに入社後、福祉施設と社員食堂で勤務。2度産休・育休を取得し、現在は2児の母として子育ての傍ら、工場内の社員食堂で勤務しています。時短勤務中。
入社の理由は?
元々、今では考えられないくらい食に興味がなく、食べることが苦手でした。特に、学生時代の給食は毎日苦痛に感じていたのをすごく覚えています。
就職の時期が迫り将来を考えた時、私と同じ想いをしている子供たちに美味しい給食を作ってあげたい!という漠然とした思いで給食業界に絞って就職先を探していました。
それに、食は生活の中でなくてはならないものなので、安定した業界というイメージもありました。
そんな中、大学で開催された企業説明会でとてもエネルギッシュで気持ちのこもったスピーチをしている日本ゼネラルフードに出会いました。こんなに誠実に働く人がいるならいい会社なのだろうなと思って、この会社を選びました。
いまの仕事内容は?
工場の中にある社員食堂で勤務しています。
そこでは栄養管理を含めた献立の作成と、ホールでの接客業務を担当しています。また、同系列工場にある他事業所の栄養管理も兼任しています。
勤務先には二つの工場にそれぞれ食堂が入っており、食堂の他にカフェや売店も運営しています。両食堂とも、朝食・昼食・夕食・夜勤食を提供しており、第一工場では昼食だけで約800食、第二工場では約600食を毎日提供する大型事業所です。
私の所属は第二工場で、私を含め5名の社員と17名のパートナーさんで働いています。パートナーさんはこの事業所の勤務歴で言うと私より長い先輩ばかりですが、とても仲が良いです。
毎日の提供メニューは5つの定食から選べるようになっていますが、ダントツ人気だろうと思っていた定食が意外と注文されなかったり、出る数が少ないと思っていた定食が人気だったりと、日々食数管理には気を遣っています。「本当に人の好みは人それぞれなんだ」と学びもあり、人を相手にしている仕事だからこその面白さも感じています。
日本ゼネラルフードで働く中で嬉しかったことは?
新卒で入社当初は福祉施設に勤めていたのですが、右も左も分からず、ただ食事を提供することにいっぱいいっぱいで、利用者さんに寄り添えていなかったかもしれません。
ですが、そこでは目の前で喫食している利用者の姿が見え、直接お話をする機会もあり、
そこで、味や見た目、食べやすさなど、厳しいご意見も含めて生の声が聞けたおかげで、「目の前の方たちに喜んでもらえる食事が提供したい」とさらに強く思えるようになりました。
入社当時にその気付きができたことは本当に良かったと思っています。
経験や知識が増えるほど自分の未熟さを痛感し、今では、たとえ提供する食事が100食、1000食になろうが目の前の1食を大切にしたいと常に考えるようになりました。
自分なりに努力を重ねた結果、「美味しかったよ」と実際に喜んでもらえた時は、この仕事をやっていて何より嬉しい瞬間です。
この仕事の大変な時はどんな時?
子育てとの両立はとても大変です。現在、子供が二人いるので時短勤務をしていますが、子供が体調を崩すことも珍しくないので、急なお休みをいただいたり、早退することもあります。
それでも店長をはじめ調理師さんやパートナーさんは嫌な顔ひとつせずに「お大事にね、お互いさまだからね」と声をかけてくださるのでとても助けられています。
正直、家事と育児と仕事をすべてこなすことは辛く感じることもありますが、周りの方の支えてくれる雰囲気があるからこそ、乗り越えられているのだと思います。
また、時短勤務によって勤務可能な時間も限られていますので、効率の良い作業が習慣となり、常に意識しながら仕事できるようになりました。
産休・育休サポートについて、利用してみて良かったことは?
復職前、育休中に相談窓口である「子育て両立支援室」の方に親身に相談に乗っていただいたことは感謝しています。どんな勤務体制だったら勤務可能か、不安なことはないかなど精神的なサポートもとても心強かったです。
こちらの要望をしっかり話せる存在のおかげで復職への不安もかなり軽減されました。
一人目の産休に入る時には、私の体調の都合で予定日より早くお休みをしなければいけなくなったのですが、現場のみなさん含め、快く送り出していただきました。
以前の時短勤務制度は、子供が小学校に入学するまでしか利用することができなかった為、時短勤務できないのであれば、「辞めないといけない、他の仕事を探さないといけないかも」という不安な気持ちしかなかったのですが、復職前に子供が小学校を卒業するまで時短勤務を利用することができるように変更されたので、とても安心して復職することができました。
ただ、保育園に入れなかったりで、産休・育休で約一年半も休むことになってしまったので、二人の子育てと両立しながらまた働くなんてとてもじゃないが難しそうとかなり不安でしたが、みなさんのサポートのおかげでなんとか職場復帰も出来ました。